刺繍したものを見たことは1度はあると思います。
今はミシンがどんどん進化してて、手で刺繍したものを見る機会は少なくなってます。
私が刺繍と出会ったのは小学4年生のクラブ活動でした。
もともと手芸好きだったので手芸クラブに入り、そこで教えてもらいました。
やり方を知ってると、ハードルが下がると思うので、今回は刺繍についてお伝えします。
刺繍ってなに?
刺繍とは、布や革の上に刺繍糸と刺繍針を使用して装飾を施す技術。
プリントなどに比べ立体感がある分、製造に手間がかかるため、完成品が高価になる。
日本では、縫い目に呪力が宿るとされていた。
そのため、大人の着物に比べ、縫い目の少ない子供の着物には悪いモノが寄り付きやすいと考えられ、子供を守るために着物の背中に「背守り」と呼ばれる刺繍を施す風習があった。
Wikipediaより引用
どんな色使いか。
どんなデザインか。
どんなステッチでするのか。
これによって印象はだいぶ変わってきます。
必要なもの
・刺繍針
・刺繍糸
・刺繍枠
・布
・ハサミ
刺繍針は普通の針と違って、針の穴が大きくなっています。
刺繍糸は長い1本の糸になっていて、そこから必要な分を取り出し使用します。1本の中に細い糸が基本6本入ってます。
たまに¥100均の刺繍糸は5本のもありました。
刺繍枠は大きさがいろいろあるので、私は10cmと15cmの枠を持ってて、最近は小さめの刺繍をすることが多いので、10cmにしてます。
大きめの刺繍デザインを小さい枠ですると、何度も刺繍した上に、ぎゅっと枠で挟んじゃうので、そんな時は大きめがいいと思います。
薄い生地だと力加減によってヨレたりするので、注意が必要です。
さあ、はじめましょう!!
①デザイン
子どもが描いた絵でも、なんでもいいです。
まずは小さい方が達成感が得るのが早いので、小さめでいきましょう!
細かくではなく簡単な絵にしてください。
本とか何かの絵を写したい場合は、薄めの紙に書き写します。専用の紙は手芸店に売ってますが、私はクッキングシートで代用したりしてます。
それをチョークペーパーっていう複写紙を使って布に絵を写します。
私は面倒くさがりなので簡単な図案であれば、そのまま布に描いてます。
今回は桜でやってみます。
布に絵を描きます。
はい、全く桜には見えません!笑
私がわかればいいんです。完成したら、この絵は隠れます。
ハギレ使ってますが、こんな小さいところでも刺繍はできます。そして小物へと変化!!
②糸を決める
好きな色を決めます。
そして1本の糸の中の細い糸を何本で刺繍するか決めます。
(たとえば6本で。この葉っぱのところは2本で。とか、、、)
糸が決まったら、糸を取り出しやすいように準備します。
まず、刺繍糸を止めている紙を破らず、そっと抜きます。(後で使うので捨てないで―)
糸を絡まないようにほどく。
「やめたいっっっ。」と絡みだした方は思うかもしれませんが、踏ん張りどころです。
そして半分に、また半分にを繰り返し、全部で4回半分にする。
ここでもめげそうになりますが、がんばって下さい!!
この工程をやっとけば、刺繍糸を取り出すときに糸が絡まるって問題から脱出できます!
片方から最初にほどいた輪っかの紙を戻して、刺繍糸の真ん中に来るようにしてください。
紙の輪っかと反対方向は、糸が輪になったり、キレてたりします。その輪になったところをハサミでチョキンと切りましょう!
そして3つに分ける。
ゆるーい三つ編みにします。
ゆるくすることで、後から糸を取り出すときに、やりやすくなります。
できあた輪っかの方から1本糸を取ります。取り方は、輪っかの紙あたりを抑えて、輪になってる束のなかから1本を引き抜きます。
抜くときに残された糸たちがぐにゅぐにゅなりますが大丈夫です。
ちょっと整えれば、またゆるい三つ編みになります。
その1本を細かい何本で刺繍するか。
ここでは3本でやってみます。
6本あるので3本3本に分けます。スピードゆっくりめで分けてください。
速いと絡まりやすくなります。
これで完了です。
刺繍枠にはめる
刺繍枠は外枠、中枠の2つの輪っかでできてます。
外枠についているネジは2つの輪の隙間を広げるか、狭くするかというためにあります。
まず、中枠→布→外枠の順で並べます。
そして外枠をぐぐっとはめます。
そして、布がピンと張るようにネジを調整します。
これで完成!
ついに刺繍です!
針に糸を通します。
通した糸の片方を玉留めします。(今回は刺繍した裏側が見えない作品にするので玉止めしました。)
レゼーデージー・ステッチ+ストレートステッチをしていきます。
私の大好きな作家さん:樋口由美子さんの本から引用してます。
好きな箇所から始めます。
1つ桜が完成。
1〜5の順番で刺繍しました。
5つできたので玉留めして、枠から外し切り抜きます。
※Tシャツの刺繍をする時などは、玉留めせずに入れ込む作業をします。
さあ、これを使って小物作りです♡
折って、縫って、ゴムくっつけて、ヘアゴムの完成です!!
ハギレが活用されるとうれしくなってしまいます♡
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
刺繍やってみたいという方への参考になればうれしいです。
また、作品できたら報告します。
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